>>メッセージ 〜御礼と、2016年度以降の活動に関して〜

日時:2015年6月6日(土)10:00~11:30

場所:二丈中学校 多目的ホール

対象:中学3年生81名、大学生20名

授業題目

「農家さんの想いを知ろう」

概要

「食と農をもっと身近に」をコンセプトに活動しているAPiQ!!(Agri-Project in 九州) の学生を中心に、総合的な学習の時間で食育に関する授業を行った。
以前より、二丈中学校は食育を積極的に行っており、今回私たちが糸島の農家さんとの活動を通して学んだこと、考えていることを軸に授業を構成した。

目的

農家さんの想いを伝えて食と農がつながっているということを実感してもらい、普段食べているものについて考えるきっかけを与える。

内容

中学生に興味をもってもらうために身近な食べ物や地元の農家さんを取り上げ、糸島市二丈でお米を作っている吉住公洋さんと松崎治久さんのことを中心に授業を進めた。
おおまかな流れとしてお米ができるまでの1年の流れを生徒に理解させた上で、農家さんのお話を通してお米を作る際のこだわりや想いを知ってもらった。
そのあと、農家さんの作ったお米を使ったおにぎりを食べて、食と農がつながっていることを実感してもらった。
大学生が授業全体の進行をし、全体での説明のほかにグループワークを行った。
グループワークでは生徒5〜6名と大学生1名のグループに分かれ、大学生がファシリテートしながら話し合った。

子どもたちの声

考察

身近に農業があるという環境であり、二丈という地域で成長してきた中学生。今回をきっかけとして普段の食事が当たり前ではないことや地元のお米の魅力を再認識したり、農家さんへ関心を抱いたようであった。
大学生という、歳の近い人との授業はいつもと違った新鮮さ、親近感があり、中学生も楽しんでいたようだ。
今回、一から授業を作り上げていくということでどうしたらいいかわからないことがたくさんあったが、自分たちが伝えたいと思う軸を強く持つことの大切さを学んだ。メンバー同士で何度も何度も話し合いを行うことで、授業をよりよいものにしていくだけではなく、自分たちの考えを整理したり、見直す貴重な機会となった。
授業に対して真剣に向き合うメンバー、客観的な視点からアドバイスをしてくださる方がいたからこそ、大学生の話に耳を傾け、農家さんに積極的に質問し、笑顔でおにぎりを食べる中学生の姿が見られたのだと思う。

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