冊子『二丈FUTURE』
地元で働く大人たちの歩みを子どもたちへ伝える冊子。
二丈中学校校区である一貴山・深江地域を中心とした働く大人の人々に取材を行い、そのインタビュー記事に加えて、自分の未来を考えるワークを入れた内容となっている。
昨年クラウドファンディングでファンドレイジングを行い、資金調達、取材交渉、執筆、編集、デザインまで全てメンバーのみで製作。
2015年3月には冊子『二丈FUTURE』を用いた授業を実施。
また、糸島市へ寄贈。
参考サイト
FAAVO福岡 プロジェクトページ
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製作背景
中学1年生75名を対象にワールドカフェの授業をするにあたって働くことに対するアンケートを行ったところ、90%の生徒は働くことに対して興味をもっていた。
しかしながらアンケートの自由記述のところで「もっといろいろな選択肢を知りたい」「今後の目標をつくりたい」「将来の夢がはっきりしていない」というような回答があった。
また、生徒達には地元で働いてみたかということについてもアンケートを行った。約50%の生徒が地元で働いてみたいと思っていた。
このような状況に応えるべく、生徒達には自分の身近な地域の大人達を通じて、将来の自分の生き方を考えて貰うきっかけづくりとして『二丈FUTURE』(40ページ)と言う冊子を教材として大学生メンバーで作成した。
目的
6人の地域で働く大人達を取り上げ、彼らの歩みを生徒達に伝え、10年後の自分の生き方を考えて貰うことを目的にしている。
《キミはどんな道を歩んでいく?》という問いかけをテーマに、10年後の未来について想いをめぐらせ、今の自分にできることを考えていくきっかけを作りたいと思っている。
→詳しくはFAAVO福岡のプロジェクトページを参照
製作過程
この冊子はクラウドファンディング(インターネットで資金を募る方法)を利用した。
この取り組みに共感する地域の人達を含めた計85人から40万円の支援を受け、その費用で印刷、制作を行った 。
→詳しくはFAAVO福岡のプロジェクトページを参照